テンポローグの"これまで"と"これから"。 その2
はい、前回の続きー。
コボルト環境突入後のテンポローグ
騎士団環境で猛威を振るっていたテンポローグだったけど、
コボルト環境に突入しても、勢いは留まることを知らず。
ベースは変わらないが、オナホ虫こと「回廊漁り蟲」と、詩人じゃないよ「エルフの吟遊楽人」が多く採用された。
オナホ虫は強すぎてコントロールデッキを除けばどんなデッキにも入ってたくらいで、
最早テンポローグを絡めて語る必要もないでしょう。
吟遊楽人はテンポローグの手札不足を大きく助ける1枚となった。
特に、2ターン目にケレセス使ってからの3ターン目コイン+吟遊楽人の動きは強力である。
この2枚が加わったことでテンポローグの再展開力が上がり、ゲームが長引いても勝てるようになった。
しかし!
バランス調整10.2でナーフされた4枚のうちなんと3枚がテンポローグに入るカード(パッチーズ、オナホ虫、ボーンメア)でした・・。
今思えば、ラザカスプリとテンポローグを完全に狙い撃ちしたナーフだったな。
とはいえ、前回も言ったようにテンポローグは採用できるカードに幅があるので他のカードで補完して存続されると思ってた。
でも、残念ながらテンポローグはラダーから姿を消しちゃった(´・ω・`)
今使ってるテンポローグ
予想外したのが悔しいので、マンモス年の終盤にテンポローグ使ってやってます。
今のリスト。
べースは変わらず。
環境にマロパラ、新兵パラ、秘策メイジ等の早いデッキが蔓延してるので、
否が応にも早く攻める構築になった。
このデッキのエースはソニアちゃんや!
ミニオンがほぼ雄たけびorコンボ持ちだから、
ボードさえとれてればトレードしたミニオンの雄たけびやコンボ再利用しまくり。
ただでさえコンボ用に1マナミニオンって有用だからね。
あれは・・イエティ・・いやファイアフライ!
ドラゴン系のプリばっかりだから、西川こと「ドラゴンスレイヤー」採用。
横ならびに弱いのでMCTこと「精神支配技師」も採用。
最初は「南海の船長」採用してたけど、あんまり恩恵が感じられなかったので抜いた。
居なくなって分かる、パッチーズの偉大さ・・。
戦績。
基本的に、めちゃくちゃ得意な相手もいないし不得意な相手もいない。
ただ、なんといっても「動員」が辛い・・。
4ターン目にやられるとボード返せないですね(^ω^)
ケレセス発動できれば、どのデッキとも勝負できる。
特に、ダスクブレイカーや地獄の炎に多くのヘルス3ミニオンがひっかかるので、1/1バフされるだけで全然違う。
2回以上発動できれば、かなり有利に戦える!
(序盤に発動できたときだけよ。)
たぶん相手はミルローグかミラクルローグ読みでマリガンしてきてると思うから、
1割くらいは盛った勝率かもしれない。
ワタリガラス年のテンポローグ
それなりには戦えるけど、全く使われてないテンポローグ。
もうすぐマンモス年は終わるけど、ワタリガラス年になったらどうなるの??
とりあえず、スタン落ちで消えてしまうのは「怪盗紳士」くらい!
怪盗紳士で持ってきたカードで勝てたりするから、かなり良カードだったと思うんだけどね・・。
とはいえ、ほとんどのカードが引き続き使えるのでテンポローグとしての弱体化は無い。
ということで、ワタリガラス年というかウィッチウッド環境でテンポローグで活躍できるかどうかは、
①環境で流行るデッキ
②テンポローグに入るような新カード
次第でしょう。
①環境で流行るデッキ
今のパラディンがちょっとキツいように、
最序盤でどうしようもないボードを作ってくるデッキが流行ると無理でしょう。
除去の少ないミッドレンジデッキが流行ればチャンスあり。
(とは言ってもそれらをメタったデッキも増えるから、なんとも言えないけど・・)
奇数・偶数デッキが普通のデッキじゃ太刀打ちできないくらいのポテンシャルだったらどうしよう・・。
②テンポローグに入るような新カード
とりあえず、1マナのカードは何かしら欲しい。
対アグロ用にもコンボ用にも。
というか、ローグのヒーロータイプからしたら何か追加されるだろ!
1マナの木霊カードとかあると、エドウィンがすごいことになりそう。
テンポをとることを考えると、急襲持ちカードには期待できるかも。
以上、長々とテンポローグを語りました。
テンポローグはややこしいところもあるけど、どのデッキとも対等にやれる柔軟さがあるから楽しいよ!