【ハースストーン】当たり前になってるけど、やっぱ「究極の侵蝕」って頭おかしい。
まあタイトル通りなんだけどさ。
このカードどうかしてるやろ!
という気持ちを記事にします。
なんか当たり前になってきてる。
究極の侵蝕は「凍てつく玉座の騎士団」拡張で登場したドルイドのエピックカード。
だから、なんやかんや1年くらいスタンダード環境にいるのかあ。
発表された当初こそ「10マナは重すぎる」、「2枚で10ドローはファティーグが怖い」なんて意見もあったが、
実装されてからはそのインチキカードパワーを遺憾なく発揮し、多くのハースプレイヤーのストレッサーとなった。
そんなんだから環境上位がドルイドのデッキばっかになってしまっても、(下記画像参照)
https://tempostorm.com/hearthstone/meta-snapshot/standard/2017-08-28
「錬気」と「拡がりゆく蟲害」に責任を押し付けてナーフを逃れる始末。
それでも時間が経つとともに、
「あー、次10マナで不自然に手札使ってきたし、侵蝕くるわコレ」
くらいにしか思わなくなってきてしまった。
全ての元凶
ここ1年くらいで、
・翡翠ドルイド
・ビッグドルイド
・トークンドルイド
・マリゴスドルイド
・トグワグルドルイド
など、多くのドルイドデッキが環境上位で暴れてきた。
当然これらのデッキの中心は「翡翠の偶像」とか「獰猛な咆哮」、「マリゴス」、「キング・トグワグル」、「プルンプルン・フループ」なんかなわけではあるが、
断言しよう。
一番悪いのは「究極の侵蝕」だ!!
マナ加速を許し過ぎ
結局のところ、ドルイドの強いところは「マナ加速」である。
5ターン目なのに8マナの動きされたりしたら、相手はたまったもんじゃない。
でも、それをするのは「野生の繁茂」やら「滋養」、昔でいえば「翡翠の開花」、「古代地の番人」じゃないの?・・・って?
いやいや、どれもこれも「究極の侵蝕」があるから何も考えずに使えるんや!
通常は、マナ加速と引き換えに色んなアドバンテージを失う。
ボードアドバンテージについては、加速したマナで強いミニオンを出すことで比較的取り返しやすいが、
他のアドバンテージ、特にハンドアドは取り返しにくい。
というかマナ加速してそのマナでドロー(例えば滋養)してるようだと、いよいよボードががら空きになってしまう。
それを1枚で解決できてしまうのが、「究極の侵蝕」。
手札が尽きそうでも、ヘルスを多少削られても、ちょっと強いミニオン並べられても、こいつ打てば全て解決できちゃうのである。
実際のところ、クラーケン年に「クトゥーンドルイド」「ヨグ・トークンドルイド」とか「ヨグ・マリゴスドルイド」などのデッキも強かったけど、
「滋養」がマナ加速に使われることはほとんど無かった。
ハンドアドを取り返す術が「滋養」くらいしかなかったからだ。
せっかくマナ加速しても、そのマナを使い切る手札が無くなってしまったら本末転倒である。
マナレシオがおかしい
これは散々言われてることだけど・・
今一度、「究極の侵蝕」のマナレシオ(マナ効率)を計算してみよう。
5ダメージを与える。・・(低く見積もって)4マナ相当。(比較「ファイアボール」)
カードを5枚引く。・・8マナ相当。(比較「逃げ足」)
装甲5を獲得する。・・1マナ相当。(比較「鉄の皮」)
合計で18マナになりまーす・・・。
マナレシオ無視も甚だしい。
これを10マナで使えるってやっぱ頭おかしい。
うだうだ言わずナーフしろ
既にナーフから逃げ切っているわけですが、やっぱナーフしましょう。
効果を「4ダメ。4ドロー。4アーマー。4/4グール。」にしてもいいんだけど、
なんとなくスケール足りない気がするので、容赦してやろう。
(っていうかそれでもマナレシオ的には十分強いと思うけど)
ということで、こうしよう。
ソーリサン皇帝とかと一緒に使ってね!
とまあ、ふざけはしましたが、
これだけ強いと「海賊パッチーズ」や「縛鎖のラザ」の如く、「ワイルドで暴れんなよナーフ」が飛んでくることもあり得るんではないでしょうか。
さいごに
散々言ってきましたが、「究極の侵蝕」は私も当然の如く2枚持ってるし、何回使ったかもわかりません。
強すぎると思うけど、上でも書いた通り「4ダメ。4ドロー。4アーマー。4/4グール。」だとせっかく実装しても使われなかったかもしれないと思うと、妥当な性能なのかなあとも思います。
こいつがスタン落ちしたら、現存のドルイドのデッキはほぼ機能しなくなって、前年のシャーマンやウォリアーのポジションまで落ちることも想定できるので、
ドルイド好きは、気の済むまで「究極の侵蝕」打っていこうぜ!
終わり。